デンマークの首都コペンハーゲンからほど近い湖のほとりにある、Lydkraft社の音響機器ブランドTUBE-TECH(チューブテック)。設計・開発、そして経営者であるJohn G. Petersenはもともとラジオのメンテナンス技師でしたが、ある時「Pultecの真空管イコライザー“EQP-1A3"の同等品を製作してほしい」という依頼を受け、PE1Aの初号機を製作します。20台ほどの初回ロットは瞬く間に完売し、以降、TUBE-TECHの「真空管を優れた素子として最高の性能を引き出すためには正しい設計が必要である」という変わらぬ理念のもと、真空管を使ったさまざなまハイエンド音響機器を作り続けています。