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商品番号: 100125
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商品名 ウィントン・マルサリスは本当にジャズを殺したのか? シンコーミュージック
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商品説明
シンコーミュージック
ウィントン・マルサリスは本当にジャズを殺したのか?【音楽書】
掲載内容
1月に急逝したジャズ評論家・中山康樹の「遺作」
80年代の幕開けとともに登場した、稀代のトランぺッター=ウィントン・マルサリス。
ジャズばかりでなくクラシックの世界でも目覚ましい活躍を見せ、本国アメリカでは9つのグラミー賞を受賞している。また、初めてジャズ・ミュージシャンとしてピューリッツァー賞音楽部門も受賞、演奏やソングライティングの実力、そして人気も評価も超一流だ。
懐も深く、エリック・クラプトンやウィリー・ネルソンなどとジャンルを超えて共にプレイしている。そんなウィントンだが、日本ではいつしかそれとは落差の大きい状態となってしまった。人気も評価もそれほど高くはなく、いわば「忘れ去られそうな天才ジャズマン」という位置づけになっている。
「スイングジャーナル」編集長時にウィントンを「新伝承派」として猛烈にプッシュした中山康樹は、いま改めてそのキャリアのすべてを生い立ちから検証、ウィントンの魅力と実績を積み上げていく。
ウィントンの兄ブランフォードをして「日本人はジャズを理解していない」と言わしめた、その日本人のジャズ観、そしてジャズとの向き合い方にも同時に迫っていく──「ジャズ史の見直し」を提唱していた中山が、精魂を傾けて最後に書き上げた問題提起の書。ジャズ・ファン必読の一冊。
【CONTENTS】
序章 「ジャズのない時代」に生れたジャズ・ミュージシャン
第1章 1981年7月、東京
第2章 許されざる黒さ(Unforgivable Blackness)
第3章 クラシック vs ジャズ
第4章 ジャズを知らないジャズ・メッセンジャー
第5章 ウィントン・マルサリスの肖像
第6章 ウィントン・マルサリス作品体系(序)
第7章 ウィントン体制の確立
第8章 ジャズ帝国:ジャズ・アット・リンカーン・センターの歴史と全貌
第9章 「グループ」としての変遷と挑戦
第10章 ウィントン・マルサリスが変えたもの
第11章 そして誰もいなくなった?
第12章 アメリカン・ミュージックとしてのジャズ
終章 ウィントン・マルサリスはジャズを殺したのか
著者:中山康樹
判型:四六判
ページ数:272ページ
ISBN:978-4-401-64173-4
商品コード:0641736
発行所:シンコーミュージック・エンタテイメント
JANコード:9784401641734
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