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商品番号: 189852
新品
商品名 サラサーテ vol.75 2017年 4月号 せきれい社
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商品説明
せきれい社
サラサーテ vol.75 2017年 4月号【雑誌】
今月の表紙&Artist Closeupを飾るのは、北九州でヴァイオリンを中心とした音楽教室「篠崎ミュージックアカデミー」を半世紀以上主宰している篠崎永育です。
御年80歳。NHK交響楽団の第1コンサートマスター、マロこと篠崎史紀の実父といった方がおわかりになる人が多いかもしれません。
同じくヴァイオリンとチェロの幼児教育の専門家である美樹夫人と共に、マロ以外にも、双紙正哉、南紫音他、多くのプロも輩出しています。当時“西洋音楽教育不毛の地”だった北九州小倉で、同地の音楽文化に多大な貢献をした、その偉大な人生を振り返ります。
【特集】「ヴァイオリンを始めよう!!」
『サラサーテ』創刊の原点である何歳からでも始められる“ヴァイオリンの薦め”が、今月の特集です。
Part 1 レッスンにつこう!
まずは音楽教室のお薦めです。もちろん独学でヴァイオリンを身に付けることも不可能ではありません。学校のオーケストラなどでは、先輩に習うという方法もあるでしょう。しかしヴァイオリンは、結構特殊な楽器。先生に学ばないとわからないことも多いし、自己流の癖がついてしまっては、あるレベル以上の上達が難しくなります。個人レッスンでもグループレッスンでも、まずは専門の先生に習うのがベストでしょう。
様々な音楽教室を具体的に取材しました。取り上げるのは[関東編]宮地楽器、ヤマノミュージックサロン、プレスト音楽教室、クロサワバイオリン、文京楽器、クワトロ弦楽器、MAGICO音楽教室、[関西編]国際楽器社、MIKIミュージックサロン、丸一商店、Liuteria BATO、[北九州編]篠崎ミュージックアカデミー。
また、個人の教室を紹介してくれるJASTA(日本弦楽指導者協会)、そしてロシア人のアンナ先生が教える四季の丘ヴァイオリンスクールも訪ねました。
楽器の選び方や、大手楽器店の教室と、個人の先生の教室、それぞれのメリット・デメリットも解説します。
Part 2では、本誌ではおなじみの柏木真樹が、大人から楽器を学ぶ人への詳細なアドバイスを語ります。他にも学ぶ側のコツを、実際のエピソードを交えながらまとめました。
Part 3は、レッスンする側の視点から、本誌で連載を持つレスナーの遠藤記代子が、セヴシック(シェヴチーク)教本を使って、ヴァイオリンを弾くための身体の使い方を教えるエッセンスを伝授します。さらに再び柏木真樹に教育者の心得を聞き、また、N響奏者でアマチュアオーケストラのトレーナーもよくしている小野富士に、学生オーケストラなどで先輩が後輩に教える時に気をつけることを聞きました。
Part 4は、子どもの音楽教室の話です。鎌倉で個人の教室を持つ山縣智佳子、桐朋学園[子供のための音楽教室]、スズキ・メソードのトゥインクル音楽院、蒲田音楽学園、それぞれの指導法を具体的に取材しました。
カラー連載「モダン・イタリーの逸品」
今回は、クレモナに生まれ極貧の生活を経験しながら、ミラノのビジャッキ工房で、才能を開花させた、リカルド&ロメオ・アントニアッツィ兄弟の楽器と生涯を紹介。
父ガエタノもクレモナの製作者であったが、その行き過ぎた個性でまったく売れず。19世紀末は“クレモナの没落期”となった。だが、息子の兄弟は経営手腕のあるレアンドロ・ビジャッキの工房で働くことにより、大きな成功を収めた。後にビジャッキとは仲違いしてしまうので、この兄弟の“黄金期”は1890年くらいから1904年まで。リカルドの1897年製、ロメオの1904年製ヴァイオリンを紹介する。
カラー STAGE PICK UP
チョン・キョンファが満を持してレコーディングし、日本でも実現した「J・S・バッハ:無伴奏ソナタ&パルティータ」と、彩の国さいたま芸術劇場のシリーズ企画「佐藤俊介の現在(いま)」の最終回「20世紀初頭、花開く三重奏」をレポートする。
アーティストインタビュー
アーティストインタビューは、竹澤恭子。
インディアナポリス国際コンクールを1986年に制覇して以来、アメリカを拠点にソリストとして活躍してきた彼女だが、6年前からパリに移住。ヨーロッパスタイルから学ぶことも多いという。同時期から、小澤征爾率いるサイトウ・キネン・オーケストラや水戸室内管弦楽団のメンバーにもなり、室内楽にも精力的の取り組むようになった。その理由は?
そして「齋藤秀雄メモリアル基金賞」を受賞したチェリスト、酒井淳(あつし)。
10歳でアメリカに渡り、“チェロを学ぶために”家族が帰国してもアメリカにとどまった。その後、パリを拠点にして23年。あまり日本では知られていない実力者、今後日本でも活躍がおおいに期待されている。
そして、ライナー・キュッヒル退団で、ウィーン・フィルのコンサートマスターとして最年長になったライナー・ホーネック。国立歌劇場管弦楽団のエキストラ団員としてキャリアをスタートさせ、ウィーン・フィルでもトゥッティ奏者としてスタートした。歌劇場管弦楽団のコンサートマスターになったのが1984年。ウィーン・フィルのコンサートマスターなったのは92年と、実はなかなかの苦労人なのだ。
紀尾井ホール室内管弦楽団が始動
アーティストインタビューのライナー・ホーネックを首席指揮者に戴いて、4月に紀尾井ホール室内管弦楽団が始動する。1995年にホール開館と同時に設立された紀尾井シンフォニエッタ東京の“新しいスタート”だ。
創立メンバーであり、現在コンサートマスターのひとりである玉井菜採(Vn)、比較的最近入団した若いメンバーの森口恭子(Va)、中木健二(Vc)の3人に、これからのオーケストラの進む道をわいわい語り合ってもらった。また、やはり創立メンバーにして最年長、コントラバスの河原泰則にも話を聞いた。
[緊急レポート]「音楽教室への著作権使用料徴収を考える」
2017年2月2日の朝日新聞朝刊に掲載された、音楽教室のレッスンを音楽著作権の使用=演奏 の対象にするという発表。ネットやテレビなどで物議を醸したが音楽業界で仕事をする者や音楽愛好家にとっては大きな問題。
日本音楽著作権協会(JASRAC)と、同日立ち上がった「音楽教育を守る会」の両方に取材し、実際はどのような交渉が行われ、双方の考え方はどうなのか。本誌独自取材でまとめた。
ラ・フォル・ジュルネ2017がやって来る!
来る5月、今年もまたラ・フォル・ジュルネの季節。
今年のテーマは「ダンス!」で、これにちなんだ様々な音楽が期間中楽しめる。5月4日〜6日、東京国際フォーラムを中心に行われる東京のLFJについて、見どころ聞きどころを紹介する。
好評連載企画
●柏木真樹の好評連載
柏木真樹が読者モニターからの相談に答える「良い演奏のための処方箋」。
6回目の相談者はヴァイオリンを始めて10年目という40代の女性。「素早い移弦など、右手が思うように動かず不安定になる」という悩みを解決に導く。弓の持ち方を再確認したい人、左手に震えが出てしまう人は、必読。
●「低音ジャーナル」
2月にドイツ東部のプラウエン=ツビッカウ歌劇場管弦楽団首席代行副首席奏者に就任した玉山みお楽器との出会いやドイツに渡った経緯、今後の抱負などを聞いた。
●好評連載、黒川正三の「チェリストのための基礎講座」
今回は、ブルッフの《コル・ニドライ》をテキストに「感情を音楽で表現すること」について解説。
●長谷川陽子の「チェロを始めよう!」
チェロ歴5年。大学のオーケストラに所属する学生が、陽子先生指導のもと、ステップアップを目指す。今回の課題曲はドヴォルジャークの《母が教えたまえし歌》。じっくりと歌うための弓使い、音色の作り方を学ぶ。
●「倶楽部チェロ」
今号は水谷川優子が登場。自身のチェロリサイタルシリーズが10周年を迎えるにあたり、4章構成で3時間に及ぶ特別なリサイタルを行う。そこにかける思いを聞いた。
1月28、29日に行われた、第7回チェロの日をレポート。また、直近のチェロ情報も満載。
●TSUKEMEN「俺たちの音楽」の話
今号はピアニストのSUGUEUが登場。2017年のツアー直前。TSUKEMENの“今”に迫る。未公開写真も満載。
●遠藤紀代子の一筆エッセイ
小筆教室に通い、筆の運びや圧力からボウイングのヒントを得たという筆者。その体験談を綴る。
●ヴァイオリンCD館
昨年6月にモントリオール国際音楽コンクールで優勝したヴァイオリニストの辻彩奈の新譜を紹介。
収録されているヴァイオリニストで作曲家のシャルル・オーギュスト・ベリオのヴァイオリン協奏曲の印象、選曲の理由などを聞いた。
●鈴木康浩の「ヴィオラのオーケストラスタディ」
読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラ奏者、鈴木康浩の「ヴィオラのオーケストラスタディ」。
第12回は、シューマンの交響曲第4番を取り上げる。
●志村寿一の「身体と音楽との調和」
「追憶の中の巨匠たち」と題し、ミルシテイン、リッチ、フランチェスカッティ、シュタルケルらがこぞって共演を望んだというピアニストのレオン・ポマーズを取り上げ、音楽の流れを作るとは何かを語る。
●cafe du 室内楽
クァルテットの極意【28】は、桐朋学園の学生により結成され、第65回ARDミュンヘン国際音楽コンクールの弦楽四重奏部門で第3位に入賞を果たしたカルテット・アマービレが登場。
メンバーの篠原悠那(1st)、北田千尋(2nd)、中恵菜(Va)、笹沼樹(Vc)が、コンクールに挑戦するまでの半年間を振り返る。
室内楽Topicsは、ドイツを拠点に活躍するハンブルクトリオをはじめとする4組の室内楽団を紹介。
●音楽大学に聞く
前号に続き、1907年創立の東京音楽大学を取り上げる。
弦楽器専攻で教授として勤める大谷康子、荒井英治、木野雅之の3名に大学の校風や教育について聞いた。
●「アマチュアオーケストラを訪ねて」
航空機事業の大手、ANAグループの社員から成るANAフィルハーモニー管弦楽団。
24時間シフト勤務という航空会社特有の事情から発生する問題も、彼らの手にかかればむしろ強みに転換される。普段は旅客機の機長を務めている団長の垣内健志さん、コンサートマスターの早川亮治さん、そして第2回定期演奏会の指揮者、齋藤純一郎さんに話を聞いた。
●川畠成道の「レガート・コンチェルタンテ」
今回のテーマは・楽器・。自身が使用する1770年製ガダニーニとの出会いや、楽器への思いを例に、ヴァイオリニストにとっての“楽器の存在”について綴る。
●工房を訪ねて
ヴィア・クレモナ・ヴァイオリン工房
今号では、クレモナで学び帰国して地元の人々のリペアに邁進するヴィア・クレモナ・ヴァイオリン工房を紹介。実直な姿勢で地域のアーティストやアマチュアに信頼されている丸山聡さんを訪ねた。
●ヴィオロニステ♪
今号は留学先のイギリスより帰国した柳田伽那子と、自身が行うリサイタルシリーズが20年目に入った森下幸路との2本立て。
柳田はこれまでの歩みと、4月に行う帰国記念リサイタルへの思いを語る。森下は、自身の原点だというシューマンに回帰した演奏会について触れる。
巻末楽譜
今号は、シューベルトの歌曲《冬の旅》より第1曲「おやすみ」と、リムスキー=コルサコフの交響曲《シェエラザード》より第3楽章「若き王子と若き王女」の2曲。
JANコード:4910041830473
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