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商品番号: 189882
新品
商品名 サラサーテ vol.65 2015年 8月号 せきれい社
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商品説明
せきれい社
サラサーテ vol.65 2015年 8月号【雑誌】
弦楽器マガジン「サラサーテ」65号、発売しました!
夏ですね。暑い夏には、涼しげな北欧!というわけではないのですが、今号は、海外特別取材を敢行しました。
まずは生誕150年を迎えたジャン・シベリウス、そのゆかりの地を訪ね、またフィンランド音楽の殿堂であるヘルシンキ・ミュージックセンター、その内部にあるシベリウス・アカデミー、同センターを本拠地とするヘルシンキ・フィルとフィンランド放送交響楽団を精力取材して来ました。さらに日本のトップヴァイオリニストに「シベリウス:ヴァイオリン協奏曲」について聞いてみました。また、5月から6月にかけてベルギー・ブリュッセルで行われた「エリザベート王妃国際音楽コンクール ヴァイオリン2015」の現地レポートをお届けします。それだけではありません。“もっと上手くなる”シリーズから、特集「跳ばす弓/スピッカート」です。もちろんアーティストのラインナップも充実。巻頭にチェリストの水谷川優子、インタビューにフェリックス・アーヨ、ピンカス・ズーカーマン、ヴィオリストのニルス・メンケマイヤー、若き名手、イレーヌ・ドゥヴァル。特集内で神尾真由子らが登場します
【特集】〜生誕150年〜シベリウス・アカデミーの秘密
2012年9月にオープンしたヘルシンキ・ミュージックセンター。
ヘルシンキ駅から徒歩5分とかからない一等地にヘルシンキの音楽の殿堂が出来上がりました。その内部には、フィンランド音楽教育の最高学府シベリウス・アカデミーがあり、ヘルシンキの誇る2大オーケストラ、ヘルシンキ・フィルとフィンランド放送交響楽団のホームグラウンドのコンサートホール、事務局、練習施設も入っています。
シベリウス・アカデミーAの学費は無料、日本人留学生にも広く門戸を開いています。その施設・設備、教授陣、日本からの留学生も徹底取材。“最高に恵まれた音楽学習環境”を詳細レポートしています。
フィンランド放響の音楽監督で、秋には手兵と新日本フィルとで交響曲全曲演奏会を行うハンヌ・リントゥには、シベリウス全交響曲の一口解説をしてもらいました。同響には日本人奏者が4人所属して活躍しています。ヘルシンキ・フィルは、コンサートマスターと首席チェリストにインタビュー、北欧最古のオーケストラの現状を聞きました。この2大オーケストラ団員に特別アンケートも敢行しました。「シベリウスのどの交響曲が1番好きですか?」、さてどんな結果になったと思いますか?
シベリウスの長く暮らした住居、妻アイノと眠る墓のあるヤルヴェンパーのアイノラ邸は、観光客は引きも切らず、ですが不思議な静けさに包まれていました。そしてシベリウスの生地であるハメーンリンナでは、今も残る生家、シベリウスも見た国立公園に指定されている大自然、村上春樹の小説の舞台になったカフェなど、思わぬ見どころの多さに驚かされました。
さらに特別企画。サロネン、サラステ、ヴァンスカ、リントゥらを育てた指揮界の名伯楽ヨルマ・パヌラの自宅を訪ね、そこで行われていた「指揮アカデミー」に潜入取材して来ました、題して“これが指揮者の虎の穴だ!”。いったいどんなことが行われているのでしょうか?
2016年9月から日本フィル首席指揮者に就任することが発表された、やはりシベリウス・アカデミー出身の指揮者ピエタリ・インキネンにもシベリウスについて聞いています。
トップ奏者に聞く「シベリウス:ヴァイオリン協奏曲」
2007年のチャイコフスキー国際コンクールで、チャイコフスキーとシベリウスの協奏曲を弾いて優勝した神尾真由子に、誌上レッスンをお願いしました。アマチュアが簡単には取り組めない難曲ですが、プロの技術のエッセンスを教えていただきましょう。また、樫本大進、木野雅之、渡辺玲子、三浦文彰に、同曲について聞きました。
さらに、同曲にはシベリウス本人が破棄してしまった幻の“初版”があります。最近演奏される機会が世界的に増えてきた初期版。この6月にそれを演奏したヴァイオリニスト、マキシム・ヴェンゲーロフと指揮者の新田ユリに、その版について、さらにシベリウスについて語り合っていただきました。
エリザベート王妃国際音楽コンクールヴァイオリン2015
ベルギー・ブリュッセルで毎年行われる世界3大コンクールのひとつ、今年はそのヴァイオリン部門が5月4日から6月11日の日程で開催されました。優勝したのは韓国の20歳、イム・ジヨン。圧倒的本命のいない接戦のコンクール。順位を決めたのは何だったのか?現地レポートと、審査員インタビュー、入賞者インタビューで、コンクールの現場に迫ります。かつての入賞者で今回審査員をつとめた諏訪内晶子、見事、6位入賞を果たした毛利文香にはロングインタビューをお願いしました。
1980年の覇者、ベルギー王立音楽院で教鞭をとる堀米ゆず子のお話しも。
跳ばす弓スピッカート」
柏木真樹「“跳ぶ弓”と“跳ばす弓”の違いを理解しよう」で、音の立ち上がりによる使い分けを理解することの大切さを説きます。ゴセックの《ガヴォット》を使った、スピッカートのケーススタディを田中謙一郎にお願いしました。
ArtistClose-up
ソロにアンサンブル、他ジャンルとのコラボレーションと、充実した活動で、“一皮剥けた”と評判のチェリスト、水谷川優子。何が変わったのか?「断捨離ですかね」と微笑む深意は?自分の中の芯を見つけ、自由に活動の幅を広げている彼女の今に迫りました。
アーティストインタビュー
今号も強力ラインアップ。
《四季》のベストセラー録音で知らぬ人のいないバスク生まれのフェリックス・アーヨ。齢80を越えてなお意気軒昂な演奏の秘訣に迫りました。今年のラ・フォル・ジュルネで日本デビュー、こちらは芳紀22歳のノルマンディーの妖精、
イレーヌ・ドゥヴァル。実力派ヴィオリストとしてめきめき頭角を現したドイツのニルス・メンケマイヤー。彼がヴィオラに転向した理由とは?
現地取材レポート
●20周年を迎えた宮崎国際音楽祭の現地取材レポートもお送りします。
記念ガラ・コンサートの出演陣の豪華さにびっくり。音楽監督、徳永二男に、来る方行く末をうかがいました。最初の音楽監督、故アイザック・スターンの衣鉢を次いで、5年連続で参加したピンカス・ズーカーマンにもインタビューしました。
●ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2015
第3回東京国際ヴィオラコンクールのレポートもお読み逃しなく!
好評連載
●連載[ニューヨーク・フィルアーカイブを読む]はレナード・バーンスタインの、今年生誕150年のシベリウス解釈について、その第2弾。死去により未完に終わったウィーン・フィルとの交響曲録音録画プロジェクトに使用された楽譜から、交響曲第1番にみるボウイング指示の妙味を読み解きます。
●「弦楽器工房を訪ねて」では、エリザベート王妃国際コンクールでも重要な役割を果たしている、ブリュッセルは王立音楽院のほど近くにある老舗「メゾン・ベルナール」を取材しました。
●鈴木康浩の「ヴィオラを始めよう!!」は、モーツァルト素材第2弾、交響曲第38番《プラハ》。モーツァルト演奏の“ニュアンス”が詰まった曲の、ヴィオラ演奏のポイントを解説します。
●ニューヨーク在住の志村寿一の「身体と音楽との調和」
頭─首─背骨の「分離」と「統合」がすべての動きの質を決めます。
●「倶楽部チェロ」で取材したのは、5月に仙台で開催された「1000人のチェロコンサート」。被災地への思いを新たに、ようやく実現にこぎ着けた1000チェロには、4000名近くの人々が集まりました。
●「Cafe du 室内楽」の「クァルテットの極意」には、アルデオ弦楽四重奏団が登場。パリ音楽院で2001年に結成。井上典子(ヴィオラ)と梁美沙(ヴァイオリン)は後に加わった。リーダーはおらず、“ナチュラル”で“オーガニック”な音楽づくりを目指しています。
●柏木真樹の好評連載は、新チャプター「スキルを上げる一歩進んだ身体の使い方」の第2回。大きい音、強い音を手に入れるには、どういう練習をしたらいいのでしょうか。
●「遠藤記代子のかっこいい!ベーシック・スタディ」は最終回。ずばり!本番を成功させる方法を伝授します。
●「ヴァイオリンCD館」では、サン=サーンスとルクーのソナタを録音した漆原朝子にお話しをうかがいました。
巻末楽譜
シベリウス特集にちなみまして「フィンランディア」を弦楽合奏版で。また時節もので「七夕/たなばたさま」のヴァイオリン+ヴィオラ版です。
JANコード:4910041830855
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